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よしきた、ジーヴス 

P・G・ウッドハウス/著 森村たまき/訳 国書刊行会 遂にバーティーの反乱です。理由は「独裁者ジーヴスからお気に入りのメスジャケットを守るため」。 ちなみに“メスジャケット”とは『夏季外洋航路における船上ディナーパーティーなどに用いられることがある。もともとは海軍の礼装のひとつで、正式ディナーの席で着られたものである。スタイルはイブニングコートのテールの部分を切り落とした形の上着で、フロントには掛けるべきボタンがない。素材は白麻もしくは白のサマーウールを使用する。』 …だそうです。知らなかった(笑)。 以前にも紫色の(!)靴下やど派手なスパッツを、彼の助言と引き換えに処分させられた苦い記憶を持つバーティー。今回は、ジーヴスの助けを求めてきた人々に「ジーヴスはコンディションが悪い。だから自分に任せろ」と大見得を切ってしまうのです。ジーヴスの助けを借りたが最後、買ったばかりのお気に入りジャケットには二度とお目にかかれなくなること間違いなしですからね。 結果…まあ予想通りではありますが(笑)。バーティーが問題を解決しようと足掻けば足掻くほど、巻き込まれる人数も増え事は更に複雑に。いやー、面白かった! 解説には「短編のスピーディーさに慣れた読者には冗漫、冗長と感じられるかも知れない」とありましたが、個人的には長編のゆったりペースがとても気にいりました。ちょっとした描写、細かい細工の緻密なこと!ゆっくり時間をかけて楽しまねば勿体無い作品であります。 でも…「Right Ho」が「よしきた、ホー」と訳されているのにはちょっと違和感かな…。

 

よしきた、ジーヴス よしきた、ジーヴス
P.G. ウッドハウス (2005/06)
国書刊行会
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