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ねじの回転 

ヘンリー・ジェイムズ/著 南條竹則・他/訳 創元推理文庫

有名な古典ホラーですが、今まで機会がなく未読だったので、今回の新訳を機に購入しました。

ここに出てくる超常現象は、実は全くと言っていいほど怖くありません。それを期待して読んだら肩透かしでしょう。でも怖さは感じましたよ、全然別の意味で。

この小説に出てくる主人公の家庭教師ですが、彼女はヴィクトリア朝の道徳観念に凝り固まっています。貞節を守り、身分をわきまえ、ひたすら「正しく」生きることを他人にも強く求める、常に自分が正しいことを信じて疑わない牧師の娘。

彼女の性格を辿っていくうちに、もしかすると全ては彼女の妄想なのでは?との疑念が兆してきました。彼女と前任の家庭教師だったジェスルは一人の人間の裏と表ではないのか?そして、自分の中でつじつまを合わせる為のみに、あの悲劇が起きたのかも…。
ま、深読みはコレ位にして(笑)。
個人的に古い時代の話は好みなのですが、ここまで当時の道徳観念を押し出されると、感情移入して読むのは無理でありました…。

ねじの回転 -心霊小説傑作選- ねじの回転 -心霊小説傑作選-
ヘンリー・ジェイムズ (2005/04/09)
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