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文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ! 

ジャスパー・フォード/著 田村源二/訳 ソニーマガジンズ

これは平行宇宙?舞台は1985年のイギリス、クリミア戦争は131年目に入り、泥沼化しています。なんと敵は帝政ロシア!
違うのはそれだけじゃなく、政治や警察機構も全く異質。そしてこの世界の娯楽の中心は文芸小説で、人皆すべからく本の虫なのです。いえ、人間じゃない正真正銘の「本の虫」まで出てきますよ(笑)。街角にはシェークスピアを暗誦する自動人形があるし、ディケンズやブロンテ姉妹の生家には観光客が押し寄せる。活字中毒者には夢のような世界であります。

この作品は、主人公で文学刑事のサーズデイが史上最悪の犯罪者ヘイディーズを追いかけるという、正統派警察小説になっているのですが、このヘイディーズが凄い。防犯カメラには写らないし、変装ならぬ超能力(らしきもの)で自分の姿を老女に見せるなんて朝飯前、ついでに銃で撃たれたって平気の平左。この史上最強の凶悪犯を如何にして取り押さえるのか?

ほら吹きを得意とする作家は多いけど、その誰にもひけをとりませんこの作者。

そうそう。この作品はかの古典「ジェイン・エア」を中心に展開するのですが、私はこれを14歳の時に(注:何年前かは聞かないように)読んだきりなのです。今覚えているのは切れ切れのエピソードと結末のみ。でも、ここに出てくる話はどうも覚えている内容と違っている…結末なんて全く記憶と違うし。まあ、最後まで読めば納得するのですが。お陰で中盤では自分の記憶に疑いを抱いてしまったぞ。本気で自分の脳が縮小したかと焦りましたわい(笑)。

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ! 文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ!
ジャスパー フォード (2005/09)
ソニーマガジンズ
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